廃墟マニアの聖地「軍艦島」の隅々までGoogleストリートビューで見られるように

廃墟マニアの聖地「軍艦島」の隅々までGoogleストリートビューで見られるように
Googleは28日、長崎県長崎市高島町端島(はしま)の通称「軍艦島」のストリートビューを公開したと発表した。

端島は海底炭鉱の島として栄え、遠望が戦艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と名づけられた、長崎港沖合約20kmにある島。炭鉱の閉山とともに島民は離散し、現在は無人島となっている。

「軍艦島」が注目を集める理由は、ロマンを感じる廃墟具合にある。鉄筋コンクリート造の高層アパートは崩壊しかけ、植物の侵食をうけている。かつて東京よりも人口密度が高かったほど賑わった面影は無く、ただ、朽ちるに任せるという状態。武骨なむき出しのコンクリートや物が散らかった集合住宅などに、訪れる人は賑やかりし島に思いを馳せるのだという。現在は上陸ツアーがあるが、見学できるのはごく一部で島の多くは立ち入り禁止エリアとなっている。

今回、Googleストリートビューでは、立ち入り禁止エリアを含む島全体を撮影。静かに、崩壊の時を待つ島を様々な角度から見ることができる。

撮影風景紹介動画



Googleストリートビューで見る軍艦島





発表資料
URL:http://googlejapan.blogspot.jp/2013/06/blog-post_28.html
2013/06/28

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