Opera、Webブラウザ最新版「Opera 15」をリリース--スピードダイヤルを改良

Opera、Webブラウザ最新版「Opera 15」をリリース--スピードダイヤルを改良
Opera Softwareは2日(現地時間)、Windows/Mac向けのブラウザの最新安定版「Opera 15」をリリースしたと発表した。

本ブラウザは、5月にリリースされたβ版「Opera Next 15」の安定板。同社ではこれまで、自社開発の「Presto」エンジンを使用してきたが、ver15からはレンダリングエンジンにGoogleが開発したWebKitベースのBlinkエンジンを採用。ページ読込の高速化などの基本性能向上とともに、Webサイトの互換性もアップしている。

改良点としては、Operaブラウザの特徴のひとつである「スピードダイヤル」があげられる。最新版では、Webページをスピードダイヤルに登録してブックマーク的な使用法が可能になった。また、フォルダ機能が追加され、複数リンクをグループ分けできる。

新機能には「スタッシュ」(Stash)を追加。これは、後で確認・比較したいページなどをクリップすることで、リンクとスクリーンショットを保存できる機能。

「ディスカバー」(Discover)は最新の人気記事やページを自動選択して表示するもの。表示スタイルはタイル状で、希望するジャンルのみの表示も可能になっている。表示を希望する記事の国や地域、カテゴリーなどの設定もできる。

「オフロードモード」(Off-road)は、ネットワーク状況が悪く速度が遅い場合に、サーバーでWebページを圧縮転送して高速表示を可能にする。


「Opera 15」

発表資料
URL:http://my.opera.com/desktopteam/blog/2013/07/02/opera-15
2013/07/03

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