携帯電話、フィーチャーフォンユーザーは8割がスマホへの買換えを予定せず--MMD調べ

携帯電話、フィーチャーフォンユーザーは8割がスマホへの買換えを予定せず--MMD調べ
MMD研究所は8日、フィーチャーフォンを所有している15~69歳の男女992人に対して行った、「フィーチャーフォンユーザーの携帯端末に関する利用実態調査」の結果を発表した。調査期間は6月21日~24日。対象者の内訳はdocomoユーザー331人、auユーザー330人、SoftBankユーザー331人。

調査結果によると、多くのフィーチャーフォンユーザーがスマートフォンにする必要性を感じず、買換えを検討していないことがわかった。

まず、「スマートフォンの購入意向」に関して質問したところ、「特に決めていない」が46.1%、「購入する予定はない」が33.4%となり、約8割がスマートフォン購入を決めていなかった。

そして、「スマートフォンの購入を検討しない理由」についての質問では、1位となる63%がスマートフォンの必要性がないと回答。以下、月額料金が高い58.1%、端末代金が高い38.3%、今の携帯電話に満足している34.2%、という結果になった。

そこから、必ずしも現在使っているフィーチャーフォンに満足しているわけではないが、必要性を感じなかったり、料金的な問題でスマートフォンへの買換えをしないという状況がわかった。


「スマートフォンの購入を検討しない理由」

「スマートフォンの購入意向」への回答で、購入予定がないと答えたユーザーへ「よく利用する機能」について質問したところ、1位と2位は、「通話機能」94.3%、「メール機能」90.1%で、3位が「カメラ機能」50.5%となり、「通話機能」と「メール機能」があればいいという利用実態が明らかになった。


「現在利用しているフィーチャーフォンでよく利用する機能」

最後に、現在利用しているフィーチャーフォンの購入時期についての質問では、「2008年12月以前に購入」が21.7%、「2010年」20.3%、「2011年」19%と続き、端末を長く使い続ける傾向があることがわかった。


「現在利用しているフィーチャーフォンを購入した時期」

発表資料
URL:http://mmd.up-date.ne.jp/news/detail.php?news_id=1219
2013/07/08

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