ノキア、カメラ機能重視のスマホ「Lumia 1020」を米国で発売--センサーは4100万画素
ノキア、カメラ機能重視のスマホ「Lumia 1020」を米国で発売--センサーは4100万画素
フィンランドの携帯機種メーカーNokiaは11日（現地時間）、OSにMicrosoft「Windows Phone 8」を搭載したスマートフォン「Nokia Lumia 1020」を、7月26日から発売すると発表した。まずは米AT＆Tの独占で販売され、価格は299.99ドル（2年契約時）。以後、欧州・中南米・中国市場などで発売される予定。
本製品は、4100万画素を誇る裏面照射型CMOSセンサー「PureView」を搭載する、カメラ機能を高めたスマートフォン。レンズはドイツのカール ツァイス社の協力により開発された手ブレ補正対応の光学式6エレメントレンズ（F2.2）。最大で3800万画素の静止画撮影が可能で、キセノンフラッシュ（静止画撮影時）とLEDライト（動画撮影時）を搭載している。動画撮影はHD1080p対応。
撮影補助機能として、カメラアプリ「Nokia Pro Camera」を内蔵。アプリによってフルマニュアル撮影が可能となり、マニュアルフォーカスや露出補正、シャッタースピード、ホワイトバランス、ISOなどを自由に設定できる。
撮影画像は、加工などをしやすいフルサイズ3800万画素と、SNSなどで共有しやすい500万画素を同時に記憶する。「SkyDrive」では7GBをフリーで利用できる。
今後は、「Lumia 1020」をデジタルカメラとして使える専用カメラグリップなどのアクセサリー類も発売を予定しているという。
スマートフォン機能としては、ディスプレイは4.5インチAMOLED液晶（WXGA1280×768ドット）。1.5GHz駆動の「Snapdragon S4」（米Qualcomm製）デュアルコアプロセッサ。メモリ2GB（RAM）、ストレージ32GB（ROM）。バッテリー2000mAh（ワイヤレス充電対応）。USB2.0・Bluetooth 3.0・無線LAN・NFC対応。