Apple、位置・営業情報と乗り換え案内を提供する2社を買収--地図アプリ強化へ

Apple、位置・営業情報と乗り換え案内を提供する2社を買収--地図アプリ強化へ
Appleが地図アプリ作成に関わる買収として、米HopStopとカナダ Locationaryの2社を買収したと、米Bloombergや米AllThingsD、New York Timesなど、複数の米メディアが報じた。同社の地図アプリの強化が狙いとみられる。

2012年9月に地図アプリが日本で公開された当時は、「パチンコガンダム駅」なる不可思議な表示や現代芸術のように表示されてしまう地図など、問題を抱えていたアップル純正の地図アプリ。ティモシー・D・クックCEOが謝罪するほどの騒動にもなった地図アプリだが、その後、2013年3月のiOS 6向けのバージョンでは大きな改善がなされた。

今回の買収は、その地図アプリの強化を目的としたものとみられる。米HopStopは、乗換案内サービス「HopStop Transit Directions」をアメリカ・カナダ・イギリス・フランス・オーストラリア・ニュージーランド・ロシアなどで提供する会社。同社の技術を使って、電車・タクシー・自転車・徒歩でのルート検索能力が向上するとされる。

カナダ Locationaryは、飲食店などの営業時間などがわかるデータベースを構築。同社の情報を活かすことで、店舗の閉店情報などがいちはやく地図に反映されることが期待される。


New York Timesの記事

New York Timesの記事
URL:http://bits.blogs.nytimes.com/2013/07/19/apple-buys-2-mapping-companies/?ref=technology
2013/07/22

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