Apple、ディスプレイ大型化のトレンドに沿ってiPad/iPhoneの大型化をテストか

Apple、ディスプレイ大型化のトレンドに沿ってiPad/iPhoneの大型化をテストか
米WALL STREET JOURNALは22日付(米国時間)の記事で、アジアの部品サプライヤーからの情報として、AppleがiPadとiPhoneの大型スクリーンのテストを行っていると報じた。

同報道によると、iPhone 5に関しては現行モデルの4インチよりも大きいディスプレイサイズの試作機を製作。iPadは現行モデル(iPad 2/iPad Retinaディスプレイモデル)の9.7インチよりも大幅に拡大した、13インチの試作機をテストしているという。

これは、ディスプレイ大型化のトレンドやサムスンの様々なディスプレイサイズのスマートフォンを販売するという戦略を鑑み、将来に向けてのテストの意味合いが強く、今年9~10月に発売が噂されるiPhone 5Sに反映される見込みはないという。

報道によると、第1四半期の統計では、スマートフォンでサムスンが33.1%で1位、Appleは17.9%で2位に甘んじている。タブレットでは39.6%でトップだが、前年同期の58.1%から大きくシェアを落としている。このことからも、Appleがサムスンの戦略を踏襲する可能性が高いとしている。

また、ディスプレイサイズはそのままに、近々発売される新型のiPhoneとiPadの量産体制についても言及。iPhoneは解像度が同じものになる予定で、プラスチックボディの廉価版の販売の可能性についても触れいている。iPadは、軽量化と薄型化が予想され、タッチセンサーも変更が加えられているという。


WALL STREET JOURNALの記事

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URL:http://online.wsj.com/article/SB10001424127887323829104578620870597408176.html
2013/07/22

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