モリサワ、UD書体の可読性/可視性を示す学術的な比較研究結果を公開

モリサワ、UD書体の可読性/可視性を示す学術的な比較研究結果を公開
株式会社モリサワは、同社Webサイトのフォントの基礎知識/ユニバーサルデザインのページに「UD書体の比較研究報告」を掲載したことを発表した。この研究は、“文字のかたちがわかりやすいこと”、“読みまちがえにくいこと”、“文章が読みやすいこと”をコンセプトに開発された「モリサワUD書体」を、元書体や同カテゴリーの書体と学術的に比較したもの。詳細な結果報告は、同社Web上よりPDF形式にて閲覧することができる(URL:http://www.morisawa.co.jp/font/about/knowledge/ud/menu6.html)。

今回の研究は、慶應義塾大学心理学教室の中野泰志教授に委託して行われた。可読性/可視性/誘目性/印象性などのフォントの機能のうち、読書効率(可読性)と文字の判別のしやすさ(可視性)の2点を主題として比較研究を実施。その結果、比較対象書体での全体比較で、視機能に障害または困難を伴う対象者には、通常使用している書体よりUD書体のほうが判別しやすく、情報などを効率的に読めることが示された。


「モリサワUD書体(UD黎ミンM)」サンプル

株式会社モリサワ
URL:http://www.morisawa.co.jp/
2013/07/24

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