NTT西、パソコンの遠隔操作による情報窃取を防止する「セキュリティ機能見張り番」

NTT西、パソコンの遠隔操作による情報窃取を防止する「セキュリティ機能見張り番」
西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は30日、フレッツ光を契約しているユーザー向けのサービスとして、パソコンを不正に遠隔操作されることで情報窃取やなりすましされることを防止する「セキュリティ機能見張り番」を、8月1日から提供すると発表した。料金は月額190円(税込199.5円)/1ライセンスとなっている。

本サービスは、NTT西日本が掲げている「スマート光ライフ構想」の一環として提供される、セキュリティサービス。同社が提供している「フレッツ光」に標準装備されているセキュリティ機能で具備されるツールと併用することで、インターネットライフがさらに安心なものになるとしている。

具体的な機能は3つ。1つめは、「遠隔操作監視・制限」機能。これは、悪意を持つ第三者がサービスを受けているユーザーのパソコン画面を不正な遠隔操作で閲覧しようとした時に、アラート画面で通知するもの。機能が働けば、即座にユーザー自身の操作で不正な閲覧行為を停止できる。

2つめは、キーロガーの機能を無効化できる「キーロガー検知・制限」機能。これにより、キーボードからの入力情報の窃取を防止できる。

3つめは、「掲示板サイト投稿内容の監視」機能。これは、ブラウザから送られてくるPOST(掲示板サイトなどへの投稿)内容を監視して、不適切な内容を発見すれば警告が表示される。本機能は、意図せずにWebサイト上で何らかの操作を実行させられるCSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)に対して効果を発揮する。

本サービスの提供エリアは、NTT西日本のエリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)。利用条件は、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光ライト」、「フレッツ・光プレミアム」を利用しているユーザーとなっている。


発表資料

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URL:http://www.ntt-west.co.jp/news/1307/130730c.html
2013/07/30

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