パナソニック、ミラーレス一眼「LUMIX DMC-GX7」に低ノイズ&高精細の新センサー搭載

パナソニック、ミラーレス一眼「LUMIX DMC-GX7」に低ノイズ&高精細の新センサー搭載
パナソニック株式会社は1日、新開発の1600万画素デジタルLive MOSセンサーを搭載した、ミラーレスデジタル一眼カメラ「LUMIX DMC-GX7」を9月12日から発売すると発表した。価格はオープンで、予想実売価格はボディのみの「LUMIX DMC-GX7」が10万5000円前後、レンズとして「LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.」が付属するパンケーキレンズキット「LUMIX DMC-GX7C」が13万円前後。

本製品は、約276万ドット相当のチルト可動式LVF(ライブビューファインダー)を搭載したミラーレスデジタル一眼カメラ。同社によると276万ドットは世界最高であり、高精細で色再現率も約100%を誇る。可動領域は90度で、アングルを変えることでこれまでとは異なる構図で写真を撮ることができるとしている。静電容量方式タッチパネルモニター(約104万ドット)も可動式で、上方向45度、下方向80度の範囲で動かせる。


チルト可動式LVF


タッチパネルモニター



センサーは新開発の16MデジタルLive MOSセンサーを搭載。フォトダイオードの受光面積を拡大することで、広いダイナミックレンジと高ISO時の低ノイズ&高精細画像を実現している。また、ヴィーナスエンジンには「新2次元ノイズリダクション」と「新マルチプロセスNR」を搭載。ノイズ低減化やノイズ質感の高コントロール化を可能にして、高感度撮影時でも、クリアでディテール描写に優れた画質となっている。

そのほか、暗所でのピント合わせを可能にする「ローライトAF」の強化やセンサー駆動/レンズ制御240fpsのAF性能も搭載している。「ピンポイントAF」では、全体の構図を見ながら精密なピント合わせを可能にした「Picture in Picture」に対応している。

手ブレ補正に関しては、「LUMIX」では初となるボディ内手ブレ補正機能を内蔵。また、新しいシャッター機構による1/8000秒の高速シャッターで、動きの激しい被写体でも捉えられる。

動画撮影は、高画質フルハイビジョン動画性能が可能。滑らかな映像表現となる60p(プログレッシブ)に対応する「AVCHD Progressive」とパソコンやスマートフォンとの親和性が高いMP4形式で動画撮影ができる。

主なスペックは、撮像素子4/3型Live MOSセンサー、有効画素数1600万画素、記録メディアSDXC/SDHC/SDメモリーカード、ISO125~25600、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、NFC、本体サイズ122.6(幅)×70.7(高さ)×54.6(奥行)mm、バッテリーメモリーカード含む本体重量約402g。ボディカラーはブラック/シルバーの2色。


LUMIX DMC-GX7(ブラック)


LUMIX DMC-GX7(シルバー)

パナソニック株式会社
予想実売価格:
10万5000円前後「LUMIX DMC-GX7」(ボディのみ)
13万円前後「LUMIX DMC-GX7C」(パンケーキレンズキット)
URL:http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2013/08/jn130801-1/jn130801-1.html
2013/08/01

MdN DIのトップぺージ