Google、世界48か国でスマホの利用調査--日本の普及率は25%で低いが利用度は高い

Google、世界48か国でスマホの利用調査--日本の普及率は25%で低いが利用度は高い
米Googleは31日(米国時間)、スマートフォンの利用に関する世界規模の調査「Our Mobile Planet」の2013年度調査を行い、データを公開した。

2012年の世界26か国から、今回は世界48か国に拡大して行われた本調査。日本のスマートフォン普及率は25%で(2013年第1四半期)、2012年の同期20%、2011年の同期6%と比べると増加しているものの、普及率が最も高かった韓国の73%、2位のシンガポール72%と比べると、かなり低いことがわかった。これは、依然としてフィーチャーフォンやガラケーと呼ばれる日本独自の従来型携帯電話の利用率が高いためと思われる。


スマートフォン普及率

また、スマートフォンユーザーに向けてのアンケートでは、日本人のスマートフォン利用頻度の活発さが目立った。90%がメールやSNSでのコミュニケーションに利用すると答え、最新情報の入手64%や動画閲覧やゲームなどのエンターテイメント88%も高い数値を記録。テレビを見ながら使用するユーザーも58%を数え、生活と密着しているスマホスタイルが浮かび上がった。


他のメディアとの同時利用

商品購入に関しても、81%が商品やサービス情報を収集すると答えている。スマートフォンで情報収集してから、その後、パソコンもしくはオフラインで購入するというスタイルが確立されつつあることがわかった。


購入スタイルの変化

なお、アンケートは、スマートフォンでインターネットにアクセスすると答えた日本人オンラインユーザー1000人(18~64歳)を対象に行われた。


発表資料

発表資料
URL:http://services.google.com/fh/files/misc/omp-2013-jp-local.pdf
2013/08/01

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