パナソニック、マイナス40度の低温下でも使用できるニカド電池を開発

パナソニック、マイナス40度の低温下でも使用できるニカド電池を開発
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、マイナス40度の低温下でも充電/放電が可能なニカド電池「カドニカ GTシリーズ」を開発したことを発表した。Dサイズ/代表容量4000mAh、Cサイズ/代表容量2500mAh、SCサイズ/代表容量1500mAhのラインナップがあり、Fサイズについても順次発売予定。2013年8月よりサンプル出荷が行われ、2014年度から量産が開始される。

本製品では、一般的にマイナス20度以下の環境では電解液が凍結して機能しなくなるニカド電池において、“高性能負極板”を採用することで大幅な低温への対応を実現。この“高性能負極板”では、活物質を微細化することで反応性を改善し、低温特性が約50%向上している。低温への対応だけでなく、常温/高温性能も損なわれずに60度の環境での充電/放電が可能。設置場所の拡大、システムの簡略化、低コスト化などに貢献できる製品となっている。


「カドニカ GTシリーズ」

パナソニック株式会社 オートモーディブ&インダストリアルシステムズ社
URL:http://panasonic.co.jp/ais/
2013/08/08

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