三井住友、ネットバンキングの偽画面から暗証番号情報などを盗むウイルスに注意喚起

三井住友、ネットバンキングの偽画面から暗証番号情報などを盗むウイルスに注意喚起
株式会社三井住友銀行は16日、同社のインターネットバンキング(SMBCダイレクト)の情報を、不正に盗もうとするコンピューターウイルスが発生していると発表した。

同発表によると、情報を盗もうとするウイルスは複数確認されているという。ひとつは、ネットバンキングにログインすると偽のポップアップ画面が表示され、暗証カードの全ての数字の入力を求めるという。これに対し同社では、「SMBCダイレクトの第二暗証取引では、暗証カードの乱数表のうち2カ所のみを指定するので、3カ所以上を指定する画面が表示された場合、暗証番号などの情報の入力はしないように」と注意喚起している。


発表資料

また、同じくログイン後に、複数回に分けて暗証カードの全ての数字の入力を求める不正な画面を表示する例が確認されているという。



これらの画面が表示される場合、ユーザーのパソコンがウイルスに感染している恐れがあるという。同社では、最新状態のアンチウイルスソフトでウイルスを駆除するか、パソコンの初期化をするなどして対応して欲しいとしている。



発表資料
URL:http://www.smbc.co.jp/security/popup.html
2013/08/16

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