総務省、スマホをよく利用する青少年のネットリテラシー”低い”という調査結果

総務省、スマホをよく利用する青少年のネットリテラシー”低い”という調査結果
総務省は、青少年のインターネット・リテラシーに関する実態調査をまとめた「平成25年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を発表した。

調査は高等学校1年生相当(約3500名)に対してアンケートを実施したもので、全体の正答率は69%と昨年度(67%)より2ポイント上昇しているという。スマートフォン保有者は全体の84%と昨年度(59%)より大幅に上昇。1日あたりの利用時間はスマートフォン以外の機器では「30分未満」が最も多いが、スマートフォンは「2時間以上」が最も多いとしている。

さらに、インターネット接続において、パソコンを利用する青少年の正答率が最も高く、スマートフォンのみを保有している青少年の正答率は低いという結果に。スマートフォンは手軽にインターネット接続できる一方、リスク認識や対応能力が低いまま利用しているとみられ、スマートフォンに関するリテラシーの向上が急務だと見方を示している。


機器ごとの正答率。スマートフォンのみを保持している青少年の正答率が低い。

「平成25年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」の公表(総務省)
URL:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000120.html
2013/09/04

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