進化論の舞台ガラパゴス諸島にストリートビューが上陸--ゾウガメや海中のアシカも登場

進化論の舞台ガラパゴス諸島にストリートビューが上陸--ゾウガメや海中のアシカも登場
Googleは13日、ダーウィンの進化論に大きな影響を与えたガラパゴス諸島において、バックパッカースタイルの撮影機材「トレッカー」を使って撮影を行い、完成したストリートビューを公開すると発表した。ストリートビューの使用法は、グーグルマップ上の左のバーにある、人形型のペグマンをドラッグして、見たいポイントに置けば見られる。

ガラパゴス諸島は、南米エクアドルの西方約1000kmの東太平洋赤道下に浮かぶ、大小100以上の島々からなる諸島。過去に大陸と陸続きになったことがなく、独自の進化を果たした固有種が、特殊な生態系を形成することで知られる。ストリートビューでは、島の各所や海上・海中にまでカメラを持ち込み、様々な生物を撮影している。

諸島の名前の由来でもあるゾウガメは、サンクリストバル島南部にあるゾウガメ繁殖センター「ガラパグエラ セロ コロラド」付近で発見できる。見どころは大きな甲羅の親ガメや生まれたばかりの子ガメの食事シーン。この島の北部海上では、群れをなして飛び回るグンカンドリも見られる。


ゾウガメの食事シーン


小ガメの食事シーン


グンカンドリ

サンタマリア島北部の海中では、泳ぎ回るアシカの撮影に成功。好奇心旺盛でカメラ目線のアシカや自由自在に海を泳ぎ回る10数匹の群れは壮観。また、イサベラ島の南部では、日光浴を楽しむイグアナの姿も見られる。ほかにも、赤い喉袋が鮮やかなグンカンドリや交配のダンスを踊るアオアシカツオドリなど、ユニークな生物が島のあちらこちらに登場する。


アシカ




イグアナ

発表資料
URL:http://googlejapan.blogspot.jp/2013/09/galapagos.html
2013/09/17

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