Apple、今月発表予定の新型iPad miniは生産体制の遅れで発売がずれ込むとの報道

Apple、今月発表予定の新型iPad miniは生産体制の遅れで発売がずれ込むとの報道
Appleが10月に発表すると報道されている新型iPad miniについて、生産体制が整っていないことから、発売がずれ込むか、発売されても品薄状態になると報じられている。

英Reuters(ロイター)の記事によると、Appleのサプライチェーン(部品製造業者)は生産体制を整えている最中だという。このまま量産体制に移行するのが遅れれば、発売しても年末商戦を品薄で迎えることになりかねない。これは、パネルの省電力性を厳格に求め、製造認可まで時間がかかったためとしている。

背景には、Googleの「Nexus 7」やAmazonの「Kindle Fire HDX」など、同サイズのタブレットが高精細なディスプレイを搭載しているという事情がある。Appleは、高精細な解像度のRetinaディスプレイを搭載し、かつ、機能的なアドバンテージを示さなければならなくなっている。

価格的には、「Kindle Fire HDX」の7インチ16GBモデル(Wi-Fiのみ)が229ドルで、第二世代「Nexus 7」も7インチ16GBモデルが229ドルとなっている。一方、AppleのiPad miniは7.9インチ16GBモデルで100ドルも高い329ドルとなっており、新型が値下げするかどうかにも注目が集まる。

また、9月20日に発売されたiPhone5sではゴールドとシルバーで入荷待ちの品薄が続き、次なるiPad miniでも品薄となると、Appleの販売体制そのものに批判が集まりかねない状態になっている。


Reuters(ロイター)の記事

Reutersの記事
URL:http://www.reuters.com/article/2013/10/02/us-apple-mini-suppliers-idUSBRE99104H20131002
2013/10/03

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