Adobe、不正アクセスによる290万人分の個人情報流出の可能性を発表

Adobe、不正アクセスによる290万人分の個人情報流出の可能性を発表
アドビシステムズは、同社ネットワークに対するサイバー攻撃を受けたことを発表した。現在のところ、同社システム上にある顧客IDおよびパスワードへの不正アクセスが確認されており、世界中における290万人分の暗号化されたクレジットカードおよびデビットカード情報が流出した可能性が発表されている。アクセスされた情報には、顧客名/注文に関連するその他の情報なども含まれており、今回の事態には顧客情報の流出のほか、Adobe ColdFusionのソースコードへの不正アクセスや、他のAdobe製品への潜在的な不正アクセスも含まれる。

この事態に対し、同社はAdobe IDアカウントを不正アクセスから保護するために、関連のあるユーザーのパスワードのリセットを実施。該当するユーザーには、パスワードの変更方法がメールにて通知される。あわせてユーザーに対し、引き落とし銀行口座およびクレジットカードが不正に利用されていないかの確認や、他のWebサイトで同じユーザーIDやパスワードを使用している場合の変更なども喚起。アドビブログで最高セキュリティ責任者のBrad Arkin氏からのメッセージ(URL:http://blogs.adobe.com/conversations/2013/10/important-customer-security-announcement.html)が掲載されているほか、日本語Webサイト上でも「セキュリティに関する重要なお知らせ」(URL:http://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/policy-pricing/customer-alert.html)として事態の詳細やFAQなどが発信されている。


Adobe Featured Blogs
URL:http://blogs.adobe.com/conversations/2013/10/important-customer-security-announcement.html

アドビシステムズ株式会社
URL:http://www.adobe.com/jp/
2013/10/04

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