世界で最もiPhoneを愛しているのは日本人--OS別販売シェアで米を抜いてトップに

世界で最もiPhoneを愛しているのは日本人--OS別販売シェアで米を抜いてトップに
市場調査会社の株式会社カンター・ジャパンは2日、2013年6月~8月の携帯電話・スマートフォン・タブレット機器の購買・使用動向調査のデータを公表した。調査対象は16歳以上の男女(イギリスは13歳以上)、対象人数は日本が1万人/月・中国が1万5000人/月。

日本を含む9か国のスマートフォンOS別販売シェアを見てみると、iPhoneを販売するAppleのお膝元であるアメリカを抜き、日本がiOSのシェアで47.4%を記録してトップに立っている。Androidの割合が90.8%を記録したスペインとはユーザーの好みに大きな違いがあることがわかる。また、Androidと比較すると、日本ではiOSがわずかに少ない結果だったが、9月20日に発売されたiPhone5sに乗り換えたユーザーは少なくなく、現在はかなり拮抗しているか、iOSのシェアが上回っていることもあり得る。


発表資料

また、新規契約もしくは機種変更を行ったスマートフォンについて、中国の都市部の消費者に聞いたところ、iPhoneが20.8%、Android端末が72.4%だった。前年同時期比でiPhoneの販売シェアを減らしており、iPhone5sやiPhone5cの投入でどれだけシェアを回復できたのかに注目が集まる。また、中国では通信キャリア最大手のチャイナ・モバイル(中国移動)がiPhoneの取り扱いを開始するという噂が根強く、実現すればシェアの割合にも大きな変化が生じると見られる。


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URL: http://kantar.jp/whatsnew/2013/10/02/NewsRelease_131002_ComTech.pdf
2013/10/04

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