DeNA、「Mobage」への不正ログインについて発表－パスワード変更を呼びかけ

株式会社ディー・エヌ・エー（DeNA）は、同社が運営するゲームプラットフォーム「Mobage」において、第三者が不正にログインする事象が判明したと発表した。

発表によると、同社は10月6日に「Mobage」（スマートフォン版）において、登録ユーザー以外の第三者によって不正ログイン試行が行われていた事象を検知し、調査した結果、不正ログインを確認した。不正ログインが確認された期間は10月3日～6日で、不正ログインが確認されたID件数は316件。

閲覧された可能性のある顧客情報は、ニックネームや生年月日、性別、地域（都道府県）などの登録プロフィール、マイゲームリスト（お気に入りゲーム）などで、クレジットカード情報は閲覧されていない。なお、スマートフォン版「Mobage」以外では被害を受けていないという。

同社は不正ログインされた全アカウントについて、二次被害を防ぐため、10月6日にアカウントの利用を一時停止し、該当するユーザーには今回の件について個別に連絡した。また、不正ログインの際に利用された特定のIPアドレスからのアクセスを制するとともに、同様の事象に対応する監視体制を強化した。

同社は今回の件について、他社サービスから流出した可能性のあるID/パスワードを利用した不正アクセスと推測しており、他サービスと同一のID/パスワードを利用中のユーザーは、今回の不正ログインの対象でなくても、パスワードの変更をするよう呼びかけている。

発表資料