ニールセン、マルチスクリーン利用動向を調査—テレビ視聴+スマホ利用が半数

ニールセン、マルチスクリーン利用動向を調査—テレビ視聴+スマホ利用が半数
ニールセン株式会社は、マルチスクリーン利用実態、主に複数でバイスの同時利用(ながら利用)の状況を分析し、結果を発表した。調査結果から、若い世代で同時利用が多く行われていることが明らかとなった。

発表によると、複数デバイスを保有するユーザーの61%が、デバイスの同時利用を経験しており、男女に差はみられないものの世代別では若年層の同時利用率が顕著だった。10代および20代では約80%のユーザーがデバイスの同時利用をしていた。「テレビ」と「パソコン」の組み合わせ最多で74%、次いで「テレビ」と「スマートフォン」が46%という結果だった。

また、スマートフォンがテレビ視聴中に同時利用されている割合は49%で、パソコンの45%を上回る結果に。年代別ではスマートフォンを保有する10代の62%、20代で54%がテレビに次ぐスクリーンとして利用している一方、30代を境に40代以上ではパソコンの割合がスマートフォンを逆転する結果となった。

同社では、テレビの視聴スタイルが変化する中で、若年層ではテレビを視聴しながらスマートフォンを利用している人が多いが、シニア層では依然としてパソコン利用率が高く、今後シニア層にスマートフォンが普及することで若年層と同じ現象が起きるのかどうか動向に注目しておく必要があるとしている。


デバイス同時利用率(性年代別)

発表資料
URL:http://www.netratings.co.jp/news_release/2013/11/Newsrelease20131112.html
2013/11/13

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