「もんじゅ」従業員PCの不正アクセス問題--韓国と見られるサーバーへ33回の通信か
「もんじゅ」従業員PCの不正アクセス問題--韓国と見られるサーバーへ33回の通信か
独立行政法人日本原子力研究開発機構(原子力機構)は6日、高速増殖炉「もんじゅ」の発電課当直員の事務処理用パソコン1台がコンピュータウイルスに感染し、情報の一部が外部に漏えいした可能性があると発表した。
同発表によると、外部へ向けた不審な通信が2日に発見され、通信を遮断後に通信状態を調査したという。その結果、ソフトウェア更新の際にコンピュータウイルスに感染させられ、2日15時2分から16時35分までの間の外部サイトに向けての通信で、情報が漏えいした可能性があるとしている。
パソコン内のデータは「発電課当直員の教育・訓練報告書、訓練予定表」「機構改革小集団討議関係資料」「メールデータ」などが入っていたという。「プラントの運転制御・監視」についての情報はなく、核不拡散・核セキュリティ上の重要な情報は漏えいしていないとしている。
同発表後の原子力機構への取材などによる各メディアの報道によると、通信先のサーバーは韓国とみられるIPアドレスであり、通信回数は33回に上るという。ウイルスへの感染は、部署内での使用が許可されていたフリーソフトの更新時であるとされている。