米Googleは19日（米国時間）、同社が提供する光ファイバーによる高速インターネット接続サービス「Google Fiber」について、新たにアメリカの9大都市圏、34都市での提供を計画していると発表した。

同発表によると、ここ数年でギガビットのインターネットサービスは、アイデアの段階から実用化に移行しており、ユーザーもインターネットのさらなる高速化を熱望しているとしている。

そのような情勢の中、Googleは、2012年7月に高速インターネット接続サービス「Google Fiber」プロジェクトをカンザス州カンザスシティでスタート。その後、ミズーリ州カンザスシティやテキサス州オースティンとユタ州プロボなどでもサービスを開始している。

Googleでは、これまでのプロジェクトで多くの事を学び、より多くの高速ネットサービスを提供していきたいとしている。今回、サービス提供に向けて協議を開始したのは、オレゴン州ポートランド、カリフォルニア州サンノゼ、ユタ州ソルトレイクシティ、アリゾナ州フェニックス、テキサス州サンアントニオ、テネシー州ナッシュビル、ジョージア州アトランタ、ノースカロライナ州シャーロット・ローリーダーラムの9大都市圏、34都市。

どの都市で「Google Fiber」サービスを提供するかについては、2014年末までに発表するとしている。

発表資料
URL：http://googleblog.blogspot.jp/2014/02/exploring-new-cities-for-google-fiber.html
2014/02/20