国民生活センター、スマホの充電端子焼損や本体発熱でやけどを負う事例発生と注意喚起

国民生活センター、スマホの充電端子焼損や本体発熱でやけどを負う事例発生と注意喚起

独立行政法人 国民生活センターは20日、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)によせられた「スマートフォンの充電端子の焼損や本体の発熱等」に関する相談が、急増していると発表した。

同発表によると、「スマートフォンの充電端子の焼損や本体の発熱等」に関する相談は、2009年度が2件だったのに対し、2012年度は523件になったとしている。相談内容としては、充電中の充電端子の焼損や、使用中や充電中の本体の発熱があり、なかにはやけどを負った事例もみられるという。

センターが充電端子の焼損について調べたところ、充電の際に充電端子の接続部がショートに近い状態となり発熱し、この熱で周囲が焼損したことがわかった。また、本体の発熱に関する事例に関しては、ゲームアプリやテレビ電話の使用で内部回路のCPUなどへの負荷が増大して発生していた。

消費者に対しては、「スマートフォンを充電する際は、毎回充電端子の取り扱いに注意しましょう。また、異常を感じた場合は直ちに充電を中止しましょう。」「やけど防止のため、スマートフォンを使用する際や充電する際は、長時間肌に密着させないようにしましょう」という2点をアドバイスとして呼び掛けている。


発表資料

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URL:http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140220_1.html
2014/02/21

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