ニコン、AF性能や動画撮影機能を向上させたデジタル一眼レフ「D4S」を3月6日に発売

ニコン、AF性能や動画撮影機能を向上させたデジタル一眼レフ「D4S」を3月6日に発売

株式会社ニコンイメージングジャパンは、デジタル一眼レフカメラ「ニコン D4S」を3月6日に発売すると発表した。

同製品はニコンFXフォーマットの新たなフラッグシップモデルで、従来機「D4」をベースにAF性能や画質、操作性、動画撮影機能などを見直して完成度を高めた。AFは、「アドバンストマルチCAM3500FXオートフォーカスセンサーモジュール」をベースにアルゴリズムを調整したことにより、動きのある被写体やコントラストの低い被写体でもAFが可能となった。

画質については、高感度撮影時のノイズをさらに低減させて、常用感度域はISO100~25600となり、全域でシャープなラインとざらつきの少ない美しい色の描写を実現した。また、オートホワイトバランスについては、多様な光源下でも健康的かつ鮮やかな肌の色の表現を可能にした。

動画については、60Pのフレームレートで被写体の動きを滑らかに再現し、極端な輝度変化も綿密な露出調整・制御を行うとともに、「EXPEED 4」によりノイズを抑えて鮮鋭感のある動画を実現した。また、リサイズなしに1920×1080pのフルHD映像を生成する「1920×1080クロップ」により、先鋭感の高い映像を得られる。

さらに、画像モードに画素数をRAWの1/4にして記録する「RAWサイズS」を追加したほか、有線LANターミナル(1000BASE-T対応)も搭載。ミラーバランサーなどの改良により、ミラーバウンド動作による振動を抑えて、ファインダーの像ブレも低減させた。


ニコン D4S

株式会社ニコンイメージングジャパン
価格:オープンプライス
URL:
MdN DIのトップぺージ