Apple、自動車でiPhoneのSiriや地図を活用できるシステム「CarPlay」を発表

Apple、自動車でiPhoneのSiriや地図を活用できるシステム「CarPlay」を発表

米Appleは2日(米国時間)、3月6日に開催されるジュネーブモーターショー2014に先立ち、自動車内でiPhoneを活用するシステム「Apple CarPlay」を発表した。

「Apple CarPlay」は自動車に搭載されているシステムで、ユーザーのiPhoneを接続することで機能を発揮する。操作方法は音声かタッチに対応し、電話やMAP、音楽、メッセージへのアクセスなどが直観的に行えるとしている。タッチ操作ができるインターフェイスが用意されるほか、ステアリングの上に設置されるボイスコントロールボタンを押し続けると、音声アシスタント「Siri」を起動できる。

「Siri」による機能としては、連絡先へのアクセス、電話の発信、ボイスメールの開封などが行える。ドライバーがしゃべった内容をテキストにしてメール発信することも可能。車の運転中に求められる、ハンズフリーならぬアイズフリー(目での確認が必要ない)機能としてドライバーをアシストする。

「Apple CarPlay」のMAP連動機能としては、連絡先やメール、テキストメッセージから最近の立ち寄り先を元に行き先を予測。道路状況などに基づいたルート案内を行うという。

まずはフェラーリ、メルセデス・ベンツ、ボルボが今週にCarPlay対応モデルを発表する。今後の「Apple CarPlay」対応モデル発売予定のある自動車メーカーは、本田技研、三菱自動車、日産自動車、富士重工業、スズキ、トヨタ、BMWグループ、フォード、ゼネラルモーターズ、現代自動車、ジャガー・ランドローバー、起亜自動車、PSA・プジョーシトロエンとなっている。


発表資料

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URL:http://bit.ly/1luduQL
2014/03/03

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