ヤフー株式会社は、イー・アクセス株式会社の株式の99.68％（議決権比率33.29％）を、ソフトバンク株式会社から3240億円で6月2日に取得すると発表した。イー・アクセスと株式会社ウィルコムは6月に合併を行う予定で、ヤフーは合併後の存続会社であるイー・アクセスの株式を取得する。

ヤフーは、「スマデバファースト」というスローガンを掲げて、スマートフォンやタブレットの分野においてサービスの充実と収益の拡大に取り組んでいる。同社はこのスマートデバイスによるインターネットサービスをさらに大きく成長させることを目的として、イー・アクセスとウィルコムの合併により誕生する新会社の株式を取得し、インターネットキャリア事業「Y!mobile」を展開していく構えだ。

合併後の6月2日に誕生する新会社の名称は「ワイモバイル株式会社」を予定しており、代表取締役社長はヤフーの宮坂学社長が就任する。また、イー・アクセスとウィルコムが提供するPHSサービスやMVNO向けサービス、ADSLホールセールについては今後も継続して提供する。

発表資料
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