一般社団法人 日本オープンオンライン教育推進協議会（JMOOC）は、大学講義を誰でも無料で受講できる“MOOC”講義の提供を開始した。

今回は、株式会社NTTドコモおよびNTTナレッジ・スクウェア株式会社が運営するMOOC配信事業体「gacco」から、東京大学の本郷和人教授による「日本中世の自由と平等」が、放送大学が運営する「OUJ MOOC」から、放送大学の岡部洋一学長による「コンピュータのしくみ」、同山田恒夫教授と国際交流基金による「にほんごにゅうもん（NIHONGO STARTER、英語版）」などが開講される。

「日本中世の自由と平等」は約1ヶ月間の開講で、1週間ごとに10分程度の講義映像を10本程度、自由な場所と時間で見て、掲示板での討論を活用しながら毎週課題の回答を提出する形式となる。また、2週目と4週目の終わりに実際に大学（東京・本郷）に集合し、グループ学習形式での対面講義を行う反転学習のコースを開設しており、20名の高校生を含む約100名が申し込みをしている。

「にほんごにゅうもん」および「コンピュータのしくみ」は、ともにFacebookで申し込みを行い、討論もFacebookを活用する。開講期間は「にほんごにゅうもん」は5週間、「コンピュータのしくみ」は約3ヶ月間。両講義ともに受講完了後、一定の条件を満たせば修了証を交付する。

JMOOC
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