ヤフーとブックオフが提携、ヤフオク!で中古本を販売
ヤフーとブックオフが提携、ヤフオク!で中古本を販売
ヤフー株式会社（Yahoo! JAPAN）とブックオフコーポレーション株式会社は、資本・業務提携契約の締結を行ったと発表した。同提携により、中古本販売チェーン「BOOKOFF」チェーン全店で買い取ったものを、オークションサイト「ヤフオク!」で販売する仕組みを構築し、「リユース革命」を起こすとコメントしている。
両社は2013年7月より協働して、「福岡 ヤフオク!ドーム」において不要な洋服などを引き取り、「ヤフオク!」および大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」店頭で販売する取り組みを始めているが、今回さらに両社の連携を強化することになった。
業務提携の内容としては、BOOKOFF店舗にある中古本の販売を「ヤフオク!」上でも展開する。現在、「ヤフオク!」では約200万冊の中古本の取り扱いがあるが、2016年度までにこの5倍となる1000万冊を目指す構えだ。さらに、CDやDVD、ゲームソフトなどについても「ヤフオク!」で販売する。
また、BOOKOFF店舗内に「総合買取受付窓口」を7月に設置し、ホビー・アパレル・ブランド品・雑貨など買取品のラインナップを拡大する。買取した商品は「ヤフオク!」に出品する。さらに、昨年から始めた携帯電話の買取も強化する。現在BOOKOFFチェーン全体では、年間約15万台の携帯電話の買取を行っているが、常時100万台を目指し、同時に「ヤフオク!」での販売を進めていく予定だ。
このほか、2015年度中に、日本最大級となるリユースセンターを開設する予定だ。BOOKOFF店舗で買い取られ、「ヤフオク!」で販売される商品の一部を同センターに集約することにより、リアルから「ヤフオク!」を通じてリユースできる仕組みを長期安定的に支える。将来的にはフルフィルメントサービスやリユース市場のBtoBマーケットプレイスとしての活用なども検討している。
「リユース革命」プロモーションページ