丸紅、福島県いわき市でのメガソーラー建設を開始
丸紅、福島県いわき市でのメガソーラー建設を開始
丸紅株式会社は、福島県いわき市におけるメガソーラー（大規模太陽光発電所）プロジェクトについて、建設を開始したことを発表した。このプロジェクトは、同社の100％子会社である三峰川電力株式会社を通じ、日本アジア投資株式会社とその投資先企業である福島メガ1号株式会社と共同開発が進められてきたもの。今後は三峰川電力株式会社により運営が行われ、2014年11月の運転開始が予定されている。
建設中の発電所は出力約2200kWで、年間発電量の合計としては約250万キロワットが見込まれている。これは、約700世帯分の一般家庭における年間電力消費量に相当。発電された電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度によって売買され、完工後20年間にわたって発電事業が実施される。なお、丸紅株式会社の国内におけるメガソーラー事業としては、北海道/大分県/宮崎県で既に商業運転が開始された案件があり、三重県と愛知県にまたがる木曽岬干拓地や宮城県岩沼市でも開発が進行中。今回の発表に合わせ、同社では「丸紅は、メガソーラーのみならず、中小水力発電、風力発電や地熱発電等も手掛けており、環境負荷の少ない再生可能エネルギー利用の普及に、今後も積極的に取り組んでいきます」と表明している。