パナソニック、4K30p撮影対応のウェアラブルカメラを発売
パナソニック、4K30p撮影対応のウェアラブルカメラを発売
パナソニック株式会社は、身につけて撮影することで撮影者の目線から見た臨場感のある映像を記録できるウェアラブルカメラ「HX-A500」を6月12日に発売する。カラーバリエーションはオレンジ/グレーの2色。通常撮影モードで3840×2160pixels/30p（最大72Mbps/VBR）での動画記録にも対応する。価格はオープン。
本製品は、裏面照射型の1/2.3型MOSセンサーや、大型化したセンサーに対応する高解像レンズシステムを搭載し、画像処理エンジンには「クリスタルエンジンPRO＋」が採用されている。有効画素数は動画時で903万画素/静止画時で834万画素。動画の記録フォーマットはMP4（MPEG-4 AVC/H.264）で、記録メディアにはmicroSD/microSDHCメモリーカードを使用できる。電子式ブレ補正や強/標準/切の3段階から選べる傾き補正機能も搭載し、撮影前に傾きを補正した映像をスマートフォンに表示させられる「傾き補正チェック」の利用も可能。複数の動画から見どころのシーンを自動抽出する「ムービースライドショー」など、ユニークな機能も実装されている。
また、本製品はカメラ部と本体部が分かれた構造で、カメラ部を装着したまま手元で本体部を操作できるなど、撮影時の負担が少ない快適な操作性も実現。本体部には液晶モニタが実装されているため、画角や撮影設定の確認なども本体部のみで行える。付属のヘッドマウントも刷新されており、装着感を向上させるため、左右の側頭部と後頭部の3点で支える仕様を採用。別売アクセサリーとして、ヘッドマウント単体/クリップマウント/マルチベルト/マルチケースも同時発売される。
なお、本体はIP58相当の防水/防塵性能を備えており、Wi-Fi/NFC機能も搭載。製品には、アームバンドケース/ヘッドマウント（L/R）/ゴムバンド/USB接続ケーブルが付属する。本体サイズ/重量は、カメラ部が26.5（幅）×26.5（高さ）×68.5（奥行）mm/約31gで、本体部が59.5（幅）×94（高さ）×26.7（奥行）mm/約128g。