Googleが通信網が及ばない地域にインターネット接続を実現するため、衛星システムに10億ドル（約1020億円）強を投資したとWall Street Journalが伝えている。取り組みにおいて資金・技術面で問題となっていた部分を解消する狙いがあるという。

記事によると、プロジェクトでは大容量通信が可能な小型の衛星180基を従来の衛星より低い高度で軌道に乗せ、今後これを拡張してく可能性があるとしている。また、最近Google入りしたという衛星通信の新興企業「O3bネットワークス」創業者グレッグ・ワイラー氏がこのプロジェクトを率いる。推定費用は約10億ドルから30億ドル強と関係者が明らかにした、と記事で伝えている。

グーグルが衛星に投資、ネット接続大幅に拡大へ（WSJ）
URL：http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303335604579600990161617238
2014/06/03