富士通、FMVシリーズのコンタクトセンターシステムを刷新

富士通、FMVシリーズのコンタクトセンターシステムを刷新

富士通株式会社は、個人向けパソコン「FMVシリーズ」のコンタクトセンターシステムを刷新したことを発表した。新たなコンタクトセンターシステムは、自社開発のオンプレミスの業務系システムと、SNSと顧客情報を連携させるための株式会社セールスフォース・ドットコムによるクラウドサービス(Salesforceクラウド)を融合させた大規模システムとして構築。富士通コミュニケーションサービス株式会社により、既に運用が開始されている。

新コンタクトセンターシステムでは、SNS情報と顧客情報をシームレスに連携させることで、ユーザーの個別の状況に合わせたサポート/サービスを提供。個人情報や問い合わせ内容などは、全て同社内部で暗号化して保存/管理するなど、セキュリティ面にも配慮されている。

クラウドサービスの活用にあたり、自社システムとSalesforceデータセンターの間は安全性の高い専用線で接続。盗聴や改竄に対する高いセキュリティを確保するとともに、レスポンスの速さも実現されている。なお、富士通株式会社は、大規模コンタクトセンターシステムのクラウドサービスを活用した構築/運用ノウハウを、企業ユーザー向けコンタクウトセンター構築にも展開していく予定。


新コンタクトセンターシステムの構成図

富士通株式会社
問い合わせ:0120-933-200
URL:http://jp.fujitsu.com/
2014/06/06

MdN DIのトップぺージ