新日鉄住金ソリューションズ株式会社（NSSOL）は、スマートグラス（眼鏡型情報端末）の現場利用を推進する導入検証サービスを提供開始すると発表した。

同社は、製造現場との緊密な情報連携が求められるケースを想定して、現場作業者と離れた場所にいる作業支援者間での作業指示や作業状況の確認などを円滑に実現する「遠隔作業支援アプリケーション」を開発。同アプリケーションを同社のクラウド基盤「absonne（アブソンヌ）」上の検証環境から提供して、スマートグラスの現場利用に向けた概念実証（PoC）を実施する「導入検証サービス」を開始する。

顧客は同サービスを活用することで、スマートグラスの導入前に「どうすれば業務に役立つか」「どうすれば業務を効率化できるか」などの視点での検証が可能となり、現場業務への適合性評価や、現場利用に向けて必要となる機能や技術要件の確認、各種スマートグラスの評価などを実施できる。

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