フリービットと東大大学院情報学環、次世代MVNOの実証実験

フリービットと東大大学院情報学環、次世代MVNOの実証実験

フリービット株式会社およびfreebit mobile、東京大学大学院情報学環は、東大大学院情報学環にて開発した、SDNとNFVに対応したプログラマブル・ネットワーク・ノード「FLARE」を用いて、次世代のMVNOの実証実験を開始した。期間は2015年3月31日まで。

同実証実験では、国内全エリアでインターネットサービスが利用可能なスマートフォン(freebit mobile PandA 次世代開発機)を実験参加者に無料で貸与して、高度な付加価値サービスを動的に追加可能な次世代MVNOのビジネスモデルを検証する。従来のMVNOに見られるような画一的サービスの価格競争からの脱却を目指して、コストを抑えながらも付加価値サービスをエンドユーザーの需要に応じて柔軟に構成可能で、かつ、継続投入が可能なビジネスモデルの検証を行う。

たとえば、アプリケーションの種別や使用状況に応じた通信速度の制御や、異常通信をすばやく検知する高度なセキュリティ機能の提供などのきめ細やかなネットワークサービスのほか、ビッグデータによる高度なトラフィック制御技術を活用して従来型通信速度制限の解除を目指すなど、さまざまな共同開発に取り組む予定だ。


発表資料

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