マイクロソフトとIIJが協業、マルチクラウドサービスを提供

マイクロソフトとIIJが協業、マルチクラウドサービスを提供

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)と日本マイクロソフト株式会社は、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)サービス」と、日本マイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Microsoft Azure」を連携させたマルチクラウドサービスの提供に向けて協業すると発表した。

協業の第一弾として、IIJはAzure閉域網接続サービス「ExpressRoute」のパートナーとして、顧客にAzureへの高速な閉域網接続サービスを日本国内で提供開始する。受注開始は2014年10月で、IIJは国内初のExpressRouteパートナーとして、同社のバックボーン設備とAzureデータセンターを相互接続したプライベートネットワークを構築して、顧客にAzureへの高速な閉域網接続サービス「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure」を提供する。

同サービスを利用することにより、顧客は社内ネットワークから同サービスのゲートウェイに専用線やWAN回線を経由した接続を行うことで、ExpressRouteを通してAzureリソースに閉域網接続することが可能となる。Azureへの接続にインターネットの公衆回線網を経由しないので、信頼性が高く強固なセキュリティで高速にAzureサービスを利用できる。

両社は今回の協業により、オンプレミスと複数のクラウドとの間でデータやアプリケーションを自由かつ安全に移動して配置したいという顧客のニーズに応えていく構えだ。顧客はAzureとIIJ GIO、オンプレミスの環境を最適な形で選択し、シームレスに連携させて利用できる。


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