KDDI、指向性制御技術を使った屋外実験を実施

KDDI、指向性制御技術を使った屋外実験を実施

KDDI株式会社およびKDDI研究所は、LTE-Advanced向けの無線機内蔵小型アンテナ「アクティブアンテナシステム(AAS)」において、カバーエリア形状を自在に制御できる機能「指向性制御技術」を実装した屋外実験を実施した。

AASに指向性制御技術を実装しての実験は国内初で、他の基地局との干渉を抑え、より快適な高速通信の実現を目指すもの。KDDIとKDDI研は2014年3月より栃木県栃木市で、AASの指向性制御技術の有効性を検証すべくAASをマクロセルに用いた屋外実験を実施。その結果、従来の基地局装置と比較してダウンロード速度が約1.6倍となることを実証したほか、消費電力を約50%低減できることを確認したという。


指向性制御技術による通信品質改善イメージ

発表資料
URL:http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2014/07/29/524.html
2014/07/29

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