トロイの木馬「Snifula」が日本の地方銀行も標的に

トロイの木馬「Snifula」が日本の地方銀行も標的に

シマンテックは、「Trojan.Snifula」の新しい亜種が12の地方銀行を含む、30以上の日本の金融機関を標的としていることを確認したと発表した。小規模の金融機関にまで狙いを広げていることが明らかとなり、利用している銀行に関わらず警戒する必要があるとしている。

発表によると、同社がSnifulaの活動を監視していたところ、日本のクレジットカードサイト20件とオンラインバンキングサイト17件が記載されたSnifulaの亜種の設定ファイルを確認したという。この設定ファイルには12の県に散財する12行の地方銀行が含まれている。このうち、預金残高ランキングで上位 10 行に入るのは1行だけで残りの半数以上は中位以下の銀行だ。このことから、標的の銀行が規模に関係無く選ばれているのは明らかだとしている。


Snifula の感染件数の国別内訳(2014年7月)

発表資料
URL:http://www.symantec.com/connect/ja/blogs/snifula
2014/07/30

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