従業員の半数以上が禁止ツール使用経験—トレンドマイクロ調べ

従業員の半数以上が禁止ツール使用経験—トレンドマイクロ調べ

トレンドマイクロ株式会社は、「企業における業務データ取扱い実態調査 2014」の調査結果を発表した。調査は2014年6月に行われたもので、調査対象は企業内で文書や画像、数値データなどの業務データを取扱う1548名。

業務データを社外関係者とやりとりする際、USBメモリやオンラインストレージなどさまざまなツールが利用されている。企業によってはセキュリティポリシーによってツール利用を禁止している場合もある。発表によると、何らかのツールについて外部とのデータのやりとりでの使用を明示的に禁止されている従業員476名のうち、禁止ツールを過去1年間に利用したことがあると回答したのは半数以上の54.8%にのぼることが判明した。また、13.8%が「自分の担当外の業務データにアクセスした」経験があると回答。「社外持ち出し不可のデータを、自宅作業等のため持ち出した」と回答した人は7.9%、「退職時にデータを持ち出した」経験があると回答した人は4.4%だった。


「社内で業務データを取り扱う際に、以下を経験したことがありますか?」に対する回答

発表資料
URL:http://www.trendmicro.co.jp/jp/about-us/press-releases/articles/20140730023659.html
2014/08/04

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