マカフィー、新ツールのFake ID Detector公開

マカフィー、新ツールのFake ID Detector公開

マカフィー株式会社は、他のアプリの識別情報を盗んでなりすます「Fake ID」脆弱性を突く悪質アプリを検出するAndroid向け新ツール「Fake ID Detector」を公開した。Google Playから無料でダウンロードできる。

Fake IDは最近発見された脆弱性で、Androidアプリは他のアプリの識別情報をコピーしてそのアプリになりすますことができる。これにより、端末からデータが漏洩したり、その他の悪意ある行為が行われたりする可能性がある。Androidの最新バージョン以外では何の警告も発せられないため、もしこの脆弱性が攻撃されてもユーザーは気付くことができない。

同社は公式ブログにて、この脆弱性への対策としてAndroidを最新バージョンの4.4.4に更新するよう呼びかけているが、これはメーカーや通信キャリアに依存するため、ユーザーの制御外となる。そのため、Androidを最新バージョンに更新できない場合はとくに、新ツール「Fake ID Detector」が有効だという。また、アプリを信頼できる場所からのみインストールすることも呼びかけている。


Fake ID Detector

発表資料
URL:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mcafee.stinger.fakeid
2014/08/20



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