九大と富士通、社会システムデザインの共同研究部門開設

九大と富士通、社会システムデザインの共同研究部門開設

国立大学法人九州大学、富士通株式会社、株式会社富士通研究所は、「九州大学マス・フォア・インダストリ研究所」内に、共同研究部門「富士通ソーシャル数理共同研究部門」を設置し、公平で受け入れやすい社会の制度や社会の制度や施策を実現するための数理技術に関する共同研究を開始するという。

従来の公共施設や流通システムなどのさまざまな制度や施策の設計において、人間の行動や心理を適切な形で組み込むことができていなかったため、想定よりも使い勝手が悪い、利用者が増えないなどの課題が発生していた。

このような課題を解決するため、同共同研究部門では人間の行動や心理を明らかにする社会科学的研究とビッグデータを活用した、数理技術を融合した研究を行う。また、分析・最適化・制御といったデータ利活用技術と、経済学・心理学などの社会科学研究を融合して研究を進め、社会的な制度や施策の設計技法の確立と実践を行うとしている。


研究のアプローチと課題例

発表資料
URL:http://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/09/12.html?nw=pr
2014/09/16

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