キヤノン、デジタル一眼レフ「EOS 7D Mark II」
キヤノン、デジタル一眼レフ「EOS 7D Mark II」
キヤノン株式会社は、デジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」を11月上旬に発売する。「EOS 7D」の後継機で、APS-Cサイズ（約22.4×15.0mm）のCMOSセンサー搭載機としてはフラッグシップモデルに該当。価格はオープンとなっている。
本製品は有効約2020万画素で、映像エンジンを2基採用した「デュアルDIGIC6」を搭載。新設計のシャッターユニットとミラー駆動機構、CMOSセンサーからの高速信号読み出し、「デュアルDIGIC6」による高速画像処理技術などによって、最高約10コマ/秒の連射性能が実現されている。65点の全点でクロス測距を行える新たなAFシステムも搭載しており、動く被写体の捕捉やピント合わせの性能が向上。被写体の顔や色を追尾してピントを合わせ続ける「EOS iTR AF」や、高精度で安定したAF追従を実現する「AIサーボAF III」も搭載されている。測距点をはじめ多彩な情報を表示する「インテリジェントビューファインダーII」が新採用されたことも特徴。ファインダーを覗いたまま、さまざまな撮影設定を行える。
ボディにはマグネシウム外装を採用しており、高い堅牢性を確保。追従性が高く滑らかな「デュアルピクセルCMOS AF」、HDR機能、多重露出機能、インターバルタイマー機能を搭載するなど動画撮影にも配慮されたモデルで、MP4形式での記録にも対応している。GPS機能も内蔵。記録用メディアには、CFカード（UDMAモード7対応）およびSD/SDHC/SDXCメモリーカード（SDHC/SDXCはUHS-I対応）を使用できる。本体サイズは約148.6（幅）×112.4（高さ）×78.2（奥行）mmで、本体のみ重量は約820g。