キヤノン株式会社は、静電転写方式のプロダクション複合機「imagePRESS C60」を10月下旬に発売する。最大13×19.2インチ（330.2×487.7mm）の用紙サイズ、最大323×479.7mmの印字領域に対応し、出力解像度は2400×2400dpi。操作部と排紙トレイを含む本体サイズは約1952（幅）×1424（高さ）×982（奥行）mmで、価格は500万円（税抜）となっている。

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本製品は、32本のマルチレーザービームの同時発光を行うレーザースキャナ赤色VCSEL（Vertical Cavity Surface Emitting Laser）を搭載することで、高精細な画質を実現。多重露光により、斜行補正/直角補正に加えて扇形画像デジタル補正も行える。トナーには、表面が滑らかで劣化しにくいCV（Consistently Vivid）トナーを採用。大量出力時でも色味変化が少ない仕上がりを実現できる。

用紙坪量52〜220g/平方メートルでの出力速度は、カラー/モノクロともに毎分60枚（A4ヨコ）。用紙搬送性能も高く、300g/平方メートルまでの用紙厚に対応しており、普通紙/再生紙/厚紙/コート紙/封筒/はがきと幅広い用紙へ出力できる。本体カセットは550枚×3段で、計1650枚の給紙が可能。オプションとして、2000枚×3段の多段デッキを追加でき、最大給紙枚数は計7650枚となる。

また、別売のプリンタコントローラー「imagePRESS Server」を用いることで、高度な色調整やプロファイル管理も可能。出力前/出力後のジョブリストを一覧表示し、容易に検索や並び替えを行えるフィルタリング機能も新搭載している。別売プリンタコントローラーは、Core i5-2400/Windows 7 Professional FES（64bit）/メモリ4GB/HDD1TB/DVDおよびCD RW対応で290万円（税抜）の「imagePRESS Server F200」と、Pentium G850/Linux/メモリ2GB/HDD500GBで98万円（税抜）の「imagePRESS Serer G100」を用意。そのほか、主なアクセサリーとして、ブックレットフィニッシャー/ステイプルフィニッシャー/外付けパンチャー/DADF/スキャナーリーダー/PODデッキライトもラインナップされている。

キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
価格：
「imagePRESS C60」500万円（税抜）
「imagePRESS Server F200」290万円（税抜）
「imagePRESS Server G100」98万円（税抜）
問い合わせ：050-555-90053
URL：http://canon.jp/imagepress
2014/09/19

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