ソニー株式会社は、テキストやシンボル、画像などの情報を視界に重ねて表示する透過式メガネ型端末「SmartEyeglass」を開発したと発表した。

同製品は、CMOSイメージセンサーや加速度センサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、照度センサー、マイクなどを搭載した端末で、連携したスマートフォンの位置情報を活用して、ユーザーの状況に応じた情報を提供できる。

独自のホログラム光学技術を搭載し、視野を遮るハーフミラーを使わずに85％の高い透過性を持つ厚さ3.0mmの薄型レンズを実現した。淡色表示のためカラーよりも低消費電力で、最大1000cd/平方mと輝度が高く、さまざまな環境でもテキストが読みやすく視認性の高い表示が可能だ。

同社は同製品のソフトウェア開発キット（先行リリース版）の提供も開始しており、2014年度内には同製品を開発者に向けて発売する予定だ。

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