NTTドコモら3社、翻訳事業会社の設立に向け合弁契約を締結
NTTドコモら3社、翻訳事業会社の設立に向け合弁契約を締結
株式会社NTTドコモ、SYSTRAIN INTERNATIONAL Co., Ltd（シストラン）、株式会社フュートレックは、翻訳技術の開発およびサービス提供を行うための合弁会社「株式会社みらい翻訳」の設立に向けて、合弁契約を締結したことを発表した。3社より新会社に社員が派遣され、2014年10月に設立される予定。新会社では技術エンジニアや営業担当の募集も行い、早期の体制充実化が図られる。
株式会社みらい翻訳は、異なる言語間でのストレスがない日本語を軸とした“言語バリアフリー”の世界を目指すべく、高精度な機械翻訳技術/ソフトウェアを開発し、法人ならびに一般ユーザー向けにサービス提供を行う。設立当初は英語/中国語/韓国語を中心に、将来的にはベトナム語/タイ語/インドネシア語などの言語も対象としたサービス/ソフトウェアを提供する予定。総務省のグローバルコミュニケーション計画を推進する独立行政法人、情報通信研究機構（NICT）の多言語翻訳エンジンおよび日本電信電話株式会社（NTT）の日本語解析処理にもとづいた機械翻訳技術もあわせて活用することで、“世界最高レベルの機械翻訳精度”を目指すことが発表されている。合弁契約締結会社の出資比率は、株式会社NTTドコモが51.0％、シストラン社が30.0％、株式会社フュートレックが19.0％。