ソニー、光学式5軸手ブレ補正採用デジタル一眼「α7 II」

ソニー、光学式5軸手ブレ補正採用デジタル一眼「α7 II」


「α7 II」
※「SEL2470Z」装着時

ソニー株式会社は、35mmフルサイズ(35.8×23.9mm)のExmor CMOSセンサーを搭載するレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「α7 II」を、12月5日に発売する。角度ブレ(ピッチ/ヨー)、シフトブレ(X軸/Y軸)、回転ブレの5軸を検出し、CMOSを動かして補正する“光学式5軸手ブレ補正機能”を内蔵していることが大きな特徴。静止画撮影時で、シャッター速度最高4.5段分の補正を実現できる(ピッチ/ヨー方向、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時)。価格はオープンで、ボディ単体(ILCE-7M2)の市場予想価格は19万円前後(税抜)。

本製品は、有効約2430万画素のEマウント機で、画像処理エンジンには“BIONZ X”を採用している。ボディ内に手ブレ補正機能を搭載したことで、手ブレ補正機能非搭載のEマウントレンズなどを装着しても、暗所で三脚を用いずに撮影しやすくなるなど機動性が向上。別売のマウントアダプタ「LA-EA4」や「LA-EA3」を用いてAマウントレンズを用いても、ボディ内の5軸手ブレ補正が機能する。

AFは“ファストハイブリッドAF”を搭載しており、117点の位相差AFセンサーと25点のコントラストAFを画面の広範囲に配置。アルゴリズムの進化で従来モデル「α7」との比較で30%のAFレスポンス高速化が実現されており、独自の動体予測AFアルゴリズムの向上で従来比約1.5倍の追従性能も実現されている。動画撮影では、AVCHD Ver.2.0に準拠するフルHD記録に加え、高ビットレート記録フォーマットのXAVC Sに対応。記録用メディアには、MS PRO デュオ/PRO-HG デュオ/XC-HG デュオおよびSD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用できる。本体サイズは約126.9(幅)×95.7(高さ)×59.7(奥行)mmで、本体のみ重量は約556g。

ソニー株式会社/ソニーマーケティング株式会社
価格:オープン
問い合わせ:0120-777-886
URL:http://www.sony.jp/ichigan-e/
2014/11/20

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