“恥ずかしい写真”やりとりで性的脅迫、IPAが注意呼びかけ

“恥ずかしい写真”やりとりで性的脅迫、IPAが注意呼びかけ



独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、不正アプリにより窃取された電話帳情報とプライベートな動画を脅迫のネタにされたという相談が寄せられるようになったとして、「セクストーション(性的脅迫)」被害に注意を呼びかけた。

セクストーションは、「sex(性的な)」と「extortion(脅迫)」を組み合わせた造語。被害者のプライベートな写真や動画を入手し、それをまばまくなどと脅迫する行為をさす言葉だ。海外ではセクストーションの存在は広く認識、問題視されており、ここ数年ではインターネットやネットワークサービスを悪用した事例が報告されている。

万が一、セクストーションと思われる被害に遭い、プライベートな動画をばらまくと金銭を要求された場合は、相手に連絡することは避け警察へ相談することを検討するよう呼びかけているほか、一度の手に渡ってしまった情報は削除することも取り返すことも困難だとしている。

対策としていは、アプリは信頼できるマーケットから入手すること、たとえ恋人や友人であってもプライベートな写真や動画を第三者に渡さないよう呼びかけている。


発表資料
URL:http://www.ipa.go.jp/security/txt/2014/12outline.html
2014/12/02

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