マカフィー株式会社は、Androidスマートフォン用の詐欺電話・迷惑電話防止アプリ「マカフィーセーフコール（McAfee Safe Call）」を提供開始した。まずはKDDIの「auスマートパス」の契約者向けに配信を開始するほか、NTTドコモのサービスとして、同アプリの技術に基づくスマートフォン利用者向けサービスが提供される予定だ。

同アプリでは、同社のパートナーであるトビラシステムズ株式会社が提供する「詐欺電話・迷惑電話番号リスト」を活用している。同リストは、トビラシステムズが独自で収集している不審な電話番号のデータベースをもとにしており、日本に特化した精度の高いリストになっている。

ユーザーは利用している携帯電話会社のサービスを通じて同アプリをダウンロードし、設定画面に表示される3段階のレベルから自分に合ったセキュリティレベルを選ぶだけですぐに利用できる。同アプリ内にある詐欺電話・迷惑電話番号リストや未知の電話番号から着信があった際には、わかりやすい表示でユーザーに知らせるか、または自動的に着信を切る仕組みになっており、ユーザー自身が着信を拒否/許可する電話番号を個別に設定することもできる。

また、着信番号の安全レベルを4段階のカラー表示で確認することも可能なほか、任意で着信許可および着信拒否する番号を追加できるため、同アプリが提供する詐欺電話・迷惑電話番号リスト以外の番号への対策も行える。

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