日立、ウォークスルー型指静脈認証技術を開発

日立、ウォークスルー型指静脈認証技術を開発


ウォークスルー型指静脈認証ゲート

株式会社日立製作所は、大型施設のセキュリティゲート向けに、歩きながら指をかざすだけで正確な本人確認を行えるウォークスルー型指静脈認証技術を開発したと発表した。

同技術は、これまで難しかった高精度な指静脈認証のウォークスルー型セキュリティゲートへの適用を可能にして、高いセキュリティが必要な大型施設でもスムーズな本人確認となりすまし防止を実現する。

かざした指の数や位置・向きが変化しても、瞬時に検知して指静脈パターンを照合できる高い利便性を実現しているとともに、かざした指の位置と向きに合わせて、静脈観察用の光を自動制御で最適な位置から照射することにより、鮮明な静脈パターンを撮影できる。また、各指の静脈パターンを組み合わせて用いることで、1本の指だけの照合に比べて認証精度をさらに高めた。

同社は今後、従来にない高い利便性を提供するセキュリティ技術として、同社のセキュリティソリューションの中核技術として事業の拡大を目指すと説明している。

発表資料
URL:http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2014/12/1208a.html
2014/12/09

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