講談社、全ての漫画雑誌を電子化・配信へ
講談社、全ての漫画雑誌を電子化・配信へ
講談社は5日、同社が刊行する全てのコミック誌を順次電子化し、紙と同時発売する計画を発表した。5日にヤングマガジンの電子版を発売、6日に月刊少年マガジン、7日に週刊少年マガジンの電子版をそれぞれ配信する。また、前号を無料で楽しめる特設サイト（http://567.kodansha.co.jp/）も同時にオープンする。
全誌電子化により、大画面スマートフォン・タブレットの普及にあわせ、紙だけではなく、読者がライフスタイルに合った方法でコミック誌に接することができる環境を提供。またバックナンバーの販売により買い逃しにも対応し、読者の利便性もアップした。雑誌の売り上げ低迷の中、紙から電子への流れの加速もあり、＜今、面白いマンガ＞のセレクトショップとして多様な作品に触れてもらうのが狙い。
価格は紙の雑誌と同額で、アマゾンの「Kindleストア」や楽天「Kobo」などインターネット上の電子書店で購入できる。