日本マイクロソフトの樋口社長が年頭所感を発表

日本マイクロソフトの樋口社長が年頭所感を発表


発表資料

日本マイクロソフト株式会社の樋口泰行社長は、2015年の年頭にあたり、所感を発表した。

同氏はまず2014年を振り返り、新CEOの就任などを挙げて、創業以来最大ともいえる変革の1年だったと感想を述べた。さらに、Windows XPのサポート終了や「Surface Pro 3」の発売、日本独自のOffice製品「Office Premium」の発表など、2014年に起きた出来事を挙げた上で、2015年には新OS「Windows 10」の提供が予定されていると説明した。

同OSは従来のPCだけでなく、タブレットやスマートフォン、Xbox、組み込みデバイスなど、さまざまなデバイスに対応したまったく新しいOSとして現在開発が進んでいるという。同社は同OSの投入を、パートナー企業も含めたWindowsエコシステム全体を拡大する好機ととらえて取り組んでいく構えだ。

同氏はこのほか、同社はクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」やクラウドプロダクティビティスイート「Office 365」、クラウドビジネスアプリケーション「Microsoft Dynamics」を法人向けの中核クラウドサービスとして位置付けて、全世界でクラウドビジネスを強化・加速するとコメントしている。2015年7月にはWindows Server 2003のサポートが終了するが、最新サーバー環境への移行推進とともに、クラウドサービスの活用はその移行先の有力な選択肢の1つであると説明している。

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