総務省、アプリでの利用者情報の適切な取扱いを目指す実証実験
総務省、アプリでの利用者情報の適切な取扱いを目指す実証実験
総務省は、スマートフォン上のアプリケーションに関し、適切な利用者情報の取扱いが行われているかなどを第三者が検証する仕組みについて、2015年2月から実証実験を実施することを発表した。近年、スマートフォンに蓄積された利用者情報が不正アプリなどによって外部送信される事例が多発していることを危惧し、安心/安全なスマートフォン利用環境の整備を目指すための取り組み。請負先はエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社で、検証対象となるアプリケーションの募集は地方自治体/アンドロイダー株式会社などの協力のもとで行われる。
今回の実証実験では、第三者検証システムプロトタイプの構築と技術的検証などを実施。第三者検証システムプロトタイプとは、アプリケーションによる利用者情報の外部への送信の有無などを解析し、公開されているプライバシーポリシーの記載内容と整合性が取れているかを検証して、結果を表示するシステムのプロトタイプだ。このシステムを活用して、開発事業社から提供されたアプリケーションに対し、動的解析/静的解析およびプライバシーポリシー解析結果の整合性などに関する実証が行われる。そのほか、今後のプライバシーポリシーの普及/開発のため、プライバシーポリシーの作成支援に向けた検証も実施。実証実験の結果は「ICTサービス安心・安全研究会」に報告されるなど、総務省として必要な取り組みが行われる。